【 直葬とは 】
日本の法律では、感染症などで亡くなった場合などの例外を除き、人が亡くなってから24時間以内に火葬をすることは禁止されており、ご逝去の後は火葬日までの間、ご自宅や安置施設等で故人様をご安置する必要があります。通夜・葬儀などの宗教儀礼を省略し、お身内だけの少人数かつ最低限必要な内容で火葬のみを行うシンプルなお葬式のスタイルが「直葬」です。お葬式に費用をかけれないなどの経済的な理由で直葬を選ぶ方をはじめ、身寄りのない遠い親戚を送る方や、宗教観の変化により、宗教的な儀式を省いたお葬式を希望する方などが直葬という新しいスタイルのお葬式を選ぶ傾向があります。
【直葬のメリットと注意点】
直葬でお葬式を行うメリットは必要最低限の内容で火葬のみを行うので、一般的な通夜、葬儀・告別式を行うお葬式に比べ費用を抑えることが可能です。しかし、直葬を行う場合には多数の注意点を考慮した上で行うことをおすすめします。
【直葬を行う際の注意点】
< 菩提寺の確認 >
菩提寺やお寺にお墓がある場合に、連絡をせずに直葬でお葬式を済ませると、お墓へ納骨する際にトラブルになる場合があります。
< 親族や知人に理解をいただく >
通夜・葬儀などの儀式等を行わない直葬は、限られたお身内のみで見送りとなるため、親族や知人が故人様とのお別れができず、後々トラブルになる場合があります。
< 時間が経ってからの後悔 >
直葬は必要最低限の内容で火葬のみを行うお見送りなので、時間が経ってから「もう少しきちんとお葬式をしてあげるべきだった…」などと後悔する方もいらっしゃいます。
【これから直葬を行う方へ】
たとえ「直葬で送って欲しい」「直葬でいいよ」など故人様の遺志であった場合でも、家族や親族間で大切な方をどのように弔うべきかを話し合い、後々後悔しないお葬式を行うようにしてください。
火葬のみで費用を抑える3つのプラン
お通夜や告別式を行う2つのプラン
※火葬料金は別途お客様負担となります
※その他に追加費用がかかる場合があります