「家族葬のトワーズ浜松和合」は、2017年にオープンし、お客様や地域の方々とのコミュニケーションを大事にしている式場です。お客様に対するスタッフの想いや最近のお葬式のご利用傾向など、実際に葬儀をご検討の方が気になることについてご紹介いたします。
家族葬から一般葬まで対応する、1日1組様限定の式場
当式場は、1日1組様限定で葬儀を行う式場として2017年にオープンしました。周囲を気にせず、ご自宅で過ごすようにゆっくりと故人様をお見送りできる環境を整えています。2020年1月にはバス型霊柩車を導入し、より一層長く故人様とお過ごしいただけるようになりました。
家族葬というと、小ぢんまりとした施設・設備をイメージされる方もいるかもしれません。しかし当式場では、ご遺体の安置室、ご遺族様の控室、会食室まですべて用意し、ホールも30~50名様がおくつろぎいただける広さを確保しています。ご利用いただいたお客様からは “広すぎず狭すぎずちょうどいい広さ” とご好評いただいています。
また、家族葬だけでなく一般葬にも対応しています。第二駐車場も完備しているため、お通夜でしたら200~300名様ほどご参列いただくことが可能です。
「葬儀以外の話」から、ご家族様の想いを聴き取る
お客様に接するときに心がけているのは、お客様の目線に合わせた対応をすることです。悲しみや喪失感を抱えた方にとっては、たとえば私たちが何気なく使った専門用語1つでも不安の種になることがあります。気丈に見えるお客様でも不安を抱えていることを忘れず、お気持ちに寄り添うことを常に意識しています。
お一人おひとりの故人様・ご遺族様らしい葬儀を行える点が当式場の特徴ですが、お客様からすると、何をどこまでできるのかわからないというのが正直なところ。そのためお打ち合わせの際には、葬儀以外の話をたくさんすることを心がけ、故人様のお人柄やエピソード、ご家族様の想いをそれとなく引き出すようにしています。その上で、「こんなこともできますよ」とご提案し、葬儀の可能性を知っていただきます。
葬儀は故人様に対して最後にできるセレモニーです。故人様をしっかりお見送りすることが、ご遺族様の明日への一歩につながります。
周年祭などで地域の方々と交流を深め、地域に貢献できる式場へ
私たちは、地域に根付いた式場でありたいと思っています。地域の方々とコミュニケーションが取れていれば、困ったときにすぐにお力になれますし、終活のサポートもできます。しかし、「葬儀場は暗いイメージで近寄りがたい」と思っている方も少なくありません。
そこで実施しているのが、誰でも自由に参加できる周年祭です。外には出店を構え、館内は見学自由にし、遺影撮影会や入棺体験なども実施。毎年200~300名ほどの方にご参加いただいています。館内の様子やスタッフの人柄がわかったことで「葬儀場のイメージが変わった」とおっしゃってくださる方も多く、とても嬉しいですね。
また、近くの高齢者向け施設との交流も大切にしています。これはトワーズ全体の施策なのですが、私が介護業界出身ということもあって職員の方々の不安がよくわかるため、特に注力しています。こうしたさまざまな活動を通し、地域に貢献できる式場を目指しています。